女性部ゼミナールおよび主張発表県大会

富山県商工会女性部連合会は、平成19年6月27日(木)富山県中小企業研修センターにおいて女性部ゼミナール及び主張発表県大会を開催した。講師には株式会社くいだおれ代表取締役会長の柿木道子氏をお招きし、「大阪・道頓堀発!おもてなしの心」をテーマに講演をいただいた。
柿木氏は、大阪の名物料理店「大阪名物くいだおれ」の経営に携わった経緯から客商売の減点であるお客様の立場にたったサービスを徹底したことを力説された。「大阪の元気、道頓堀の元気のためには、道頓堀のシンボル的な存在である自分のお店が活気づかなければならないとの思いから、全国にある料理の素材の一番を集め季節毎にメニューをかえ独自性をアピールしたことが活気につながった」と説明。「自分の存在価値を、お金ではなくて人のためになるような目標を定め、それにむかって努力し実現することがなによりも重要」と話された。
柿木氏の講演終了後、県下商工会女性部員118名が出席のもと、県内四ブロック(新川・富山・射水高岡・砺波)の商工会女性部の代表が1人10分の持ち時間で主張発表を行った。最優秀賞には「女性部活動と地域振興・まちづくり~ハッピーハロウィンinおおさわのほそいり」をテーマに、自分たちが人の集まるイベントを生み出せばそこから違った何が生まれ地域振興につながると発表した前田敬子(大沢野細入商工会)さんが選ばれた。
前田さんは、8月23日に石川県で開催される中部ブロック大会に県代表で出場することが決定した。
主張発表大会の結果は次のとおり。
▽最優秀賞=前田敬子(大沢野細入)
▽優秀賞=宮本佳子(五箇山)
▽優良賞=池原紀子(入善)、熊谷友子(大島)