石井知事との対話

 

 

 

 

 

 

 

 

富山県商工会女性部連合会(夏野麗子会長)は、六月三十日に県中小企業研修センターにおいて石井知事と「中小企業との対話」を開き、女性部が感じる県政への疑問や県づくりの諸問題について懇談した。
 
 
 石井知事より県の主要施策の紹介があり、女性部長は、県政運営の基本姿勢として「活力とやま・未来とやま・安心とやま」に位置づく施策の説明を詳細に受け、新総合計画「元気とやま創造計画」についての理解を深めた
 続いて、夏野会長が、商工会女性部の歴史や使命について説明し、「今後、女性部の合併が進むが、地域の特徴とスケールメリットを活かした事業を行いたい」と、事業の方針について説明し、懇談に入った。
 懇談では、東海北陸自動車道の開通に向けて、交流人口の増加を図るための県の施策に対しての質問や、中京圏での物産展や商談会の継続的な開催についての要望などがあり、石井知事より観光施策を中心に回答をいただいた。また現在の富山県の観光の在り方について、数字を追い求める観光客の誘致対策の弊害点を指摘する意見も出された。
 他にも、昨年度に引き続き女性連が取り組んでいるエコメイト事業の事例からマイバック運動やレジ袋削減に対しての環境問題について、石井知事からは、「県民の皆さんの努力だけでなく行政や起業としてできることから環境問題に取り組みたい」と女性部への理解を求められた。
 石井知事との懇談において、出席した女性部員は、これまで以上に県政への理解を深めることが出来、女性部活動の尾中から地域貢献への意欲を高めた。