元気な商工会地域づくり支援事業第1次採択

 「元気な商工会地域づくり支援事業」は青年部・女性部が実施主体の提案公募型事業として、平成18年度より県の補助を受け行っている。女性部事業で第1次採択されたのは下記のとおり。 

○小さな村のB級スイーツ開発事業【立山舟橋商工会女性部】
日本一小さな自治体である舟橋村は、近年、新興住宅地の造成等により人口が増加傾向にあるが、新旧住民の交流も少なく住民の連帯感、郷土意識の高揚に貧しい状況にある。本事業で住民が地元に愛着をもち誇りとする村の特産品の開発を進め、地元資源を活用し地産地消に結びつくB級スイーツを目指し地域の活性化を図る。
 
○くれは梨のコンシェルジュプラン【富山市北商工会女性部呉羽支部】
 富山県のほぼ中央にある呉羽丘陵では梨畑が一面に広がっており、「梨」の地区であることは県内外で知られている。地区内には「くれは梨」を活用した特産品が多数あるが、周知不足が課題であり、女性部が既存の梨製品を再認識し、「くれは梨」を活用した家庭で簡単に作れる料理レシピ等を研究する。また、梨製品に特化したマップを製作し、収穫時期に多く訪れる梨の消費者をターゲットに情報発信を行い、地区内の回遊性を高め、女性部員が「梨のコンシュルジュ」として説明・案内ができる体制を目指す。
 
○打ち水大作戦!2010【南砺市商工会女性部】
 昨年、商工会の合併により部員421名の南砺市商工会女性部が誕生したことから、大きくなった女性部のスケールメリットを活かし、エコ活動の一環として真夏の温度を下げる「打ち水大作戦!2010」に取組む。南砺市内の商店街などを中心として、一斉に打ち水を行うことで地球環境に優しい商店街をアピールし、冷暖房の消費電力をおさえ富山県が推進する「チームマイナス6%」に資することを目指す。