五郎丸屋
薄氷(うすごおり)
薄く焼き上げた煎餅に、和三盆糖を塗り仕上げた軽やかな干菓子。
舞い落ちる様を干菓子に表現してみました。雪の深い北陸、雪が消えかかる如月、弥生の寒い朝は水溜や水田に薄氷が一面に張ります。その美しい姿をお菓子に映し、五郎丸屋八左エ門が薄氷を創製したのは宝暦2年(1752年)。
以来、その秘法を伝え、藩政時代には禁裏や加賀藩主前田公より幕府に献上され、明治以降宮内省の御用を始め、茶道界などから過分の推賞を得て参りました。<ホームページ>
http://www.usugori.com/