2007年07月07日
笹木@県青連会長
梅雨に入り天候もまだ今の状態がしばらく続きそうですね。みなさんイベントに商工政治連盟にと忙しい日々を送られていることと思いますがお体に気をつけてがんばってください。
今日は少しだけつい最近あった出来事をお伝えしたいと思います。先日若かりし20代に社会人となったころより30才になる直前までアメリカンフットボール富山ベアーズにてプレーヤーそして普及に力をいれてきました。アメフトの楽しさ見てもプレイしても初心者にもあったかく接してきたチームでした。それだけに私のやりがいは、常にアメフトの活動にと集中していたころです。体も小さく線もほそい私と同じ年の青年が会社勤めをやめ、富山大学の夜間学校に入り縁あって入部してきました。その後葬儀場で働きながら、酒を飲みいっしょになってバカをやっていた彼でした。
数ヶ月前久しぶりにOB会を開き何年ぶりかで席を横にしながら、飲んでいたところ 俺今精神的に病気で薬をのんどるんだは・・・と一言ドキッとした瞬間、彼が鬱状態であるとしりました。今はだいぶ回復しているということで、少しは安心して聞いていました。ここに来ている事や、自分の状態を冷静に話せるのはいい状態だという証拠でした。彼はまじめで話しやすくそれでいてどこか愛嬌のあるおもしろいやつでした。でもね、ときどき自分でもわかんないんだけど死にたいと思うときがあったといったとき、彼には離婚というつらい経験も重なってこんなじょうたいになったのかなと思いました。少しはこの症状の勉強はしてきたつもりでしたので、彼には、あんまり無理せんとゆっくりやれよ、頑張りすぎるなよと声をかけ、それ以上の励ましはかえって逆効果であるということも知っていたのでそこそこに話をきりました。また飲みにでも行こうぜと声をかけ、心の中ではつらいだろうけどがんばれよ、そう思ってわかれました。そんな彼が、先日亡くなったのでした。突然の報を射水高岡ブロックの主張発表大会中に仲間より電話がありました。どうしてよ、この間は少し良くなっていたのに・・・私にとっては理解の出来たことといえど、本当にそこまでつらっかったのなら、なんで言ってくれなかったのだろう、もっともっと俺が連絡して話し相手にでもなっていればとくやむばかりです。これはきれいごとでしかない言葉かもしれません。電話をかけたところで何も出来ないかも知れません。でも彼が私に残したものは、縁でありそして今度またあえるねかではなく、その一瞬は二度とこない、だから一期一会が大切なんだよと言ってくれたんだと思っています。
くしくもこの言葉どうり、その日が彼とのお別れになってしまいました。人は一人では決して生きてはいけない目に見えなくとも助けてもらい支えられて生きている。そして一生に一度かもしれないこのときを、大切に生きること、それが私の心に強く残った彼との出来事でした。
青年部に伝えること
やはりこの言葉につきます 縁を生かす一期一会
志なかばにこの世を去った友に、心よりご冥福をお祈りいたします。ありがとう・・・ゆっくり休んでくれ
2007年07月07日 11:16
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コメント
私は父親からもっといろいろ学んでおけばよかったな。なんて思いました。
でも、もうそれは後悔してもどうしようもないこと。
だからこそ「一期一会の気持ちで接する事」が大切なんだなと感じています。
投稿者 堺@副会長(上市産) : 2007年07月08日 10:32